スタッフ紹介: 2007年10月アーカイブ

日付は違うが、先週の金曜日。
晴天であたたかい日。神谷町オープンテラスにお客様多数。
冷たい物をお求めになる方が多く、食器棚の中のグラスが全て出払って大変だった。
協力してくださったお客様と、応援に来たスタッフのキミネさんに助けられる。

昼休み、お年を召した二人連れが来訪。
お寺にはお墓参りにやってきて、その帰りに寄って下さったそうだ。
「コーヒー。値段は書いてないけど、お金は?」
おもてなしであり、お金はいただかないこと。
手を合わせていただくことをお願いしていること。
「お気持ち」「お布施」ということなら、おまいりする時に、ということ。

お二方はご本尊に立ち寄り、お焼香と合掌。それから、席に向かう。
新しいコーヒーが頃合いよくでき上がったので、お出ししがてらお話に応じる。

「ここ、前に来た時はなかったけれど、いつから始めたの?」
「都会だから若い人がいっぱいで」
今は三年目になること、地域とのご縁があるようにお寺を開放していること、
昼休みは若い人が多く訪れるが、その他の時間にはお墓参りの方も
しばしばいらっしゃることを告げると、にっこりと納得される。

mochi1.1.jpg
手作りのわらびもちとあたたかいほうじ茶。

店長です。ブログを書こうとPCに向かいながら、今日はどんなことをお伝えしようか考えています。
ほうじ茶のほのかな甘さ。お菓子の口あたり。お墓に供えてある花。
手を合わせるときに感じる、改まった気持ち。
長い階段を降りて見えてくる神谷町駅前の景色。
はじめてお越しのあの方は、どんなふうにお過ごしになったろう。
常連さんのあの方は、今日はどうだったろう。

文字だけじゃ伝えきれないこと、写真には収まらないもの、たくさんあります。
大切なことはなかなか言葉にできなくて、いつもなんだか困ります。
たとえば、テラスの空気のこと。
今日のテラスは朝から花の香りでいっぱいでした。
来た時から「なんだかいつもと違うにおいがする」と思っていたのですが
それがなんだかよくわからないままカウンターに立っていたのです。
すると、カウンターの向こう側でお茶を待つ方から口々に「キンモクセイの香りがする」という声が。

このアーカイブについて

このページには、2007年10月以降に書かれたブログ記事のうちスタッフ紹介カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはスタッフ紹介: 2007年9月です。

次のアーカイブはスタッフ紹介: 2007年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。