今日の神谷町: 2010年9月アーカイブ

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写真はかりんちゃん(6ヶ月)とご夫妻、ご予約を頂いたAさん。
(Aさん、顔が切れてしまってすみません...)
上海でお仕事をされているAさん。一時帰国の折に昔の同僚と
そのご家族と一緒にテラスに足を運んで下さったとのこと。
ソファでは赤ちゃんを囲んで和やかな話し声。
ゆったりとした雰囲気がテラス中に広がっていくようだった。

この日のテラスは赤ちゃんデイ。
別の時間帯にもアンパンマンの人形を持った赤ちゃん(2歳)、お母さんとお祖父さんが来訪。
遠くからお越しになったとのこと。せっかくのご縁なのでお茶などお出ししておもてなし。
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お彼岸に合わせてお寺では準備に余念がありません。
テラスでも大掃除を行い、ソファ席の前に置かれた机を新調しました。


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新しい机(左)と古い机(右)

お寺の物置から新しい机を引っ張り出しながら、ちょっと前のことを思い出していました。
私たちが神谷町オープンテラスを始めたのは2005年の春のこと。
がらんとした境内に長机とパイプ椅子を並べ、ソファとテーブルを配置しました。
引っ越しをする知り合いからもらった一人用の派手な冷蔵庫をテラスの隅に配置しました。
三段のカラーボックスを本棚にして、スタッフが持ち寄った雑誌とお寺から頂いた『ブッダ』や『火の鳥』を入れました。
「お客さん、来るといいね」
「来るかねえ」
そんなことを言いながらみんなでソファに座りお昼ご飯を食べたことを思い出しました。
コンビニで買った飲み物をテーブルに乗せて乾杯していたとき、この試みがここまで続くとは
私は全く思いませんでした。当時のスタッフの中の誰も思っていなかったんではないでしょうか。
今年でテラスも6シーズン目。長かったような短かったような、なんとも不思議な心地がします。
この場を共有する色々な方に支えられて、今までやってこられたのだなとは思います。

新しい机を配置してきれいに拭き、古い机を運び出しました。
古い机は捨てようかと思いましたが、考え直してもう一度きれいに拭き、お寺の中にしまってあります。
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今年も届きました、手作りりんごジュース(去年の様子はこちら
長野のお寺にある小さな畑で収穫し、絞って作った一本。
生産者のお坊さんは情に厚い方で、毎年山の恵みをたんと分けて下さいます。
先日も「テラスの皆さんに飲ませてやってくれないか」と、東京までこの瓶を持ってきました。
りんごの収穫や流通はすべてDIY。頭が下がります。
(ジュースの製造は専門の方にお任せしているそうです)
お寺では農業体験も行っているとか。りんご狩り&ぶどう狩り、楽しそうです。

すっきりした味で、底にたまっている澱までおいしいですよ。
日持ちしないものなので、みんなでおいしく飲みましょう。
ご興味ある方は気軽にカウンターまで。

ところで、昨日これをお出ししたとき
「子供の頃、じいちゃんに連れられてよくお寺に遊びに行ったんですが、そのときもりんごジュースを出してもらいました」
そんな話を伺えたりするのも、思わぬ喜びです。

秋の三点盛

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秋の三点盛(栗しぐれ、新さつまいもの甘露煮、わらびもち)

蒸し暑い日が続きますが、暦の上ではすっかり秋です。食欲と芸術の秋です。
そこでテラスでも秋の新メニューをお出しします。
テラスにご縁のある作家さんが作ってくれたガラスのお皿に
月に見立てたさつまいもやお茶に良く合う栗しぐれ、定番のわらびもちを盛りました。
秋の新作は他にもいくつかあって、ただいま準備中です。どうぞお楽しみに!
今回のエントリーでは最近お問い合わせが多いテラスのご予約制についてご案内します。
カッコ内はこの日の出来事をお送りいたします。
テラスはどんなところか、普段の様子が少しでも伝われば幸いです。

オープンテラスの予約制は2年ほど前から始めました。
以前は多くのスタッフでどなたにもおもてなしをさしあげていましたが
様々な事情でコンスタントに顔を出せるスタッフが少なくなる中
より密度の濃いおもてなしをできるよう、事前のご予約を頂くようにしました。
前日までにご予約を頂ければ確実にお席をキープできますし、もし苦手な物があれば
それを抜いてお菓子を作ることも出来ます。
※メールを送信できる環境にない方、当日のおもてなしをご希望の方は
テラスのカウンターにて直接ご相談ください。
  予約状況等を考慮の上、ご対応いたします。


オープンテラスには色々なお客様がお越しになります。
まず圧倒的に多いのがお弁当を持ってお昼休みに立ち寄る方。
また、お墓参りの帰りにしばし休まれ、ご本尊にご挨拶をする方。
「お寺の境内でお昼を過ごす」という習慣は神谷町の皆さんにすっかり溶け込んだようで
看板も出さず、ブログ以外ではお知らせもしていないのに、お昼どきになると
多くの方がご近所のオフィスからテラスにやってきてお弁当を食べています。
思い思いの時間を過ごされるのを眺めるのはとても嬉しいです。
手前に並んだテーブル席とベンチにはご自由にお掛け頂けます。
(ご近所のインドカレー店の店員さんが休憩していました。「コンニチハナマステー」)

ご予約を頂いた方、ご縁のある方には飲み物やお菓子をお出ししております。
奥のスペースをご用意し、最大4名様までお過ごし頂けるようにしています。
お好みでソファ席とテーブル席をお選び頂けます。
(ほうじ茶が特別おいしくできて、昼間の常連さんから喜びの声を頂きました)

ご予約時間を50分単位にしているのはご近所の会社のお昼の時間に合わせてのこと。
少し遠くからテラスにやってくる方も、10分もあればなんとか会社に帰れるようです。
ただ、テラスにいるとゆったりしすぎて時間を忘れることがあるらしく、それが悩みではあります。
(思ったより少し長く滞在したらしく、時計を見て慌てて帰社されるお客様もあり。いや、申し訳ないことをしました。時計を置こうか、いや、もう少し早くお菓子をお出ししようか?)

ご予約時間の合間にはテーブルを整え、食器を洗います。この夏は特に早くグラスが乾くのがうれしいです。その代わり朝に作ったほうじ茶やたくさん用意したアイス用のコーヒーはなかなか冷えてくれません。

最近は13時台もにぎわっています。少し遅めのお昼を食べながら、もしくは食後に寄られることがあるのでしょう。ご予約を下さった方に話を聞いてみると、遠くから足を運ばれる方がこの時間を狙って来るようです。そうそう、お越し頂いた方にはお茶やお菓子をお出しするだけでなくお話をすることもあります。「店員とお客様」という関係よりもだいぶゆるく、そこに居合わせた人同士が友達になることも。「お寺カフェ」という愛称はありますが、そんな人間関係ができるのもお寺ならではかもしれません。(仏教についてのご質問を頂き、つい話が弾みました。)

おもてなし時間は14時で終了し、こちらでお出しした食器をお下げします。14時以降もテラスでお過ごし頂くことはできますので、マイカップをお持ち頂ければドリンクを飲みながらゆっくり過ごすこともできますよ。

片付けて掃除して、諸々の作業を終えると16時くらいになるでしょうか。
帰りにはご本尊に向きあい、感謝の気持ちとともにお焼香、合掌をしていきます。

オープンテラスはこんなふうにして日々なんとかやっています。
お越し頂く日が心地よい日でありますように。

Kamiyacho Open Terrace

Kamiyacho Open Terrace is a relaxing space like a cafe in Komyoji Temple Tokyo. If you don't know it, read this English page first.

神谷町オープンテラスは、東京メトロ日比谷線神谷町駅前の神谷町光明寺の境内を活かしたオープンスペースです。初めての方はこちらのページをご覧ください。

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