来る平成23年には、ご本山・西本願寺(京都)で親鸞聖人の750回忌法要が、およそ半年間にわたって盛大にお勤めされます。全国の教区や寺院では、それに先立って「お待ち受け法要」をお勤めするのが慣わしとなっております。
さてこの日、光明寺が所属する東京教区芝祖(港区内の浄土真宗本願寺派の近隣寺院14ヶ寺にて構成)の「お待ち受け法要」が行われました。

当日は芝祖関係の僧侶、門信徒の方々、約150名が参列され、次のような次第で賑々しく法要をお勤めすることができました。
法要の部
芝祖の14ヶ寺の住職全員による法要。雅楽の演奏つき。
記念行事の部
テーマ「仏教から生まれた伝統芸能」
法話(釋徹宗師の法話「仏教・文化・芸能」)
節談説教(佐々木高彰氏「大悲招喚」)
落語(笑福亭松喬師匠「お文さん」
法要は14ヶ寺の住職全員によるもので、雅楽の演奏とともに厳粛に行われました。
記念行事のテーマは「仏教から生まれた伝統芸能」
はじめに釈徹宗先生の記念講演「仏教・文化・芸能 入門」
日本の文化や芸能に仏教が密接に関わっていることをお話しになり、仏教の説法が時代を下って節談説教、落語などの娯楽に繋がることをお話し下さいました。
続いては佐々木高彰先生の節談説教「大悲招喚」
節談説教とは、独特の抑揚とリズムで語られる浄土真宗の法話のこと。話と節が融合し、朗々と語られる法話は聞き手の心を揺さぶるものがあり、涙を流される方も数多くいらっしゃいました。
最後は笑福亭松喬師匠の落語「お文さん」
上方落語の幻の演目で、江戸時代に盛んに演じられたそうです。浄土真宗では「御文章」として親しまれる蓮如上人のお手紙「お文」にまつわる、お寺にふさわしい演目でした。
最後は一同、恩徳讃を唱和して無事終了となりました。


